カノンだより vol.1

2014.03.04

 
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こどもたちを被ばくから守りたい!
製作中の最新映画『小さき声のカノン』
撮影現場からのレポート

【カノンだよりとは】
新作『小さき声のカノン』の2014年公開に向けて、いち早くお伝えし たいことを、動画と文章でお届けする動画メルマガ「カマレポ」が
2013年7月よりスタートしました。
チェルノブイリ原発事故後のベラルーシ、ウクライナの人々。
そして、今も収束しない福島第一原発事故と共に生きる日本の人々。
交差する視点が、今の私たちを浮かび上がらせます。
今までメルマガでしかご覧頂けなかった動画メルマガのno.1~no.3
より動画3編と特典を収録しました。


《カマレポno.1》”26年後のベラルーシ”
昨年、1986年に起きたチェルノブイリ原発事故から26年を経た
ベラルーシ。事故後、医療支援に携わってきた医師へのインタビュー
や、ベラルーシに生きる女性たちを取材。州立診療所の医師が語る
放射能による影響の衝撃的なデータとは!?


《カマレポno.2》”100人の母たちから100万人の母たちへ” 東日本大震災以降、「被ばくから子どもたちを守りたい」という想い
がたくさんの母たちを突き動かしている。
その一人である写真家亀山ののこさんの活動にフォーカスしながら、
立ち上がった母たちのムーブメントをレポート。


《カマレポno.3》”チェルノブイリツアー 前編”
ウクライナのチェルノブイリ原発を巡るツアーに帯同し、
26年後の4号機の状況、そして今も敷地内で働く技術者の証言から
今の福島原発との差異が見えてくる。


【特典映像】
カマレポno.9(お試し版)※WEBでもご覧になれます


「カノンだより」をお送りします。
3.11後、震災と原発事故によってもたらされた災禍が現在も続いて
います。特に原発事故によって放射能汚染が広範囲に広がり、その
汚染は人体にも及び、放射線というものに最も弱い子どもたちを
どう守るかはこの時代を生きる全ての大人たちの責任だと私は思っています。
ではどうすればいいのか?
答えはきっと多様にあり、どれも100%ではない、と思います。
それでも、ありとあらゆる知恵をしぼり、実際に体を動かして
なんとかしなければなりません。
たとえ、様々な困難が立ちはだかっていても。
そこで、2012年から映画「小さき声のカノン」の撮影を始めました。
ベラルーシと日本を行き来するうちに、大切な情報が伝わっていないことが ひしひしと身にしみてきました。
そこで「カマレポ」という現場レポートで映画の中身、 映画の卵のようなシーンを完成に先駆けてお届けすることにしたのです。
基本はネットで配信していますが、こうやって、手にとっていただけるかたちでもお届けすることにしました。3本ごとに出して行きます。
内容は日本のマスコミがちゃんと伝えていない情報にフォーカスしています。 ここにしかない、情報です。
困難な状況に向き合い、希望を探し出すためにぜひ共有していただきたいと願っています。
-鎌仲ひとみ


製作・発売・配給:環境テレビトラスト
2013年/カラー/デジタル/本編40分21秒+特典6分38秒