富山県高岡市で「内部被ばくを知ろう」講演会を開催

1496902_806701056010859_1431302340_n2月23日、富山県生協 西部センターの環境講座で開催していただきました! 「40人程度」というお話だったのに、どんどん来場者が増え、幅広い年齢層の70人以上参加者がありました。主催者の方々も椅子も資料も足りなくなり、大慌てでうれしい悲鳴。
参加者のお顔を見た富山県氷見市出身の鎌仲監督は「きょうは富山弁で講演してみっちゃー」ときりだし、(史上初??)富山弁での講演(*^_^*)!
鎌仲監督がイラクに行くことをお母さんに言えず、「フランスに行ってくっちゃー」と言って出掛けたのに、イラクで逃げ遅れ、空爆に遭遇。NHKから電話が鳴って、「大丈夫ですか?」「もう大変ですぅ~~(>_<);;あんなんでこんなんで・・どかーん!」としゃべったのがそのままNHKラジオに流れちゃって、お母さんのお友達から「あんたぁ、ひとみちゃん、イラクいっとんがけ?」「うちのひとみちゃんはフランスに行っとるよ」「あらぁ、イラクで空爆にあっとるよ!」って、ばれちゃったというくだり、大爆笑。(・・笑えないんですが・・;でも、空爆中でも電話は通じたんですね!)
 
「内部被ばくを知ろう」というテーマ。
イラクでの白血病の子どもたちとの出会い、とりわけ14歳の少女、ラシャとの出逢い。病気で死んでゆくわが子を撮って、という母親たちの国際的な援助を求める悲痛な願い。それでもNHKで報道された番組にはほとんど反響はなく、テレビに見切りをつけ、映画の世界に。
こどもたちの病気を引き起こしていた劣化ウラン弾の中身は原発の核のごみであったという真実にたどり着き、自分も加害者であると気付く。
放射性物質による「内部被ばく」のメカニズムを説明。
DVD「内部被ばくを生き抜く」は、一家に一本!というと、休憩時間に瞬く間に売り切れました。
「一家に一本」、持っておいたらいいと思います。なかなか口ではうまく説明できない友人やご家族に観てもらっても。
「内部被ばくを生き抜く」
/works/works-movie/works-theater/13/
ラシャや肥田舜太郎先生との出逢いは、「ヒバクシャ 世界の終りに」
/works/works-movie/works-theater/4/
お求めは
鎌仲ひとみWEBSHOP
http://shop.kamanaka.com/
休憩時間に質問の用紙を提出、後半は監督が質問に答えるという形式。
司会の方もとってもお上手でしたし、書籍やDVDもたくさん買っていただきました。
講演後はまた少人数でお茶を飲みながらゆっくりお話されたようです。
このお茶会で、主催者の川上純子さん曰はく、「仏の導きか、この企画は、この人に出会うためだったのか」という出逢いがあったそうで、監督は、この方のことを来週掲載の東京新聞「言いたい放談」に書いたということです! またご紹介いたしますね!
富山のみなさま、ありがとうございました!!
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