北海道の保養キャンプにいってきました。

みなさん
 
こんにちは
 
いやぁ、今年はとにかく暑かったですよね〜
 
監督も今のところに住んでから、初めて冷房を入れたと言ってました。
(熱中症になりかけた猫ちゃんのため)
 
今日は風が少し心地よくなってきて、やっと秋が近くなった感じがして、ホッとしますね。
 
そんなとんでもなく暑い夏でしたが、
 
東京が最も暑かった8月の中旬に、
現在新作「小さき声のカノン」製作中のチーム鎌仲は
北海道で行われた保養キャンプの取材に行ってきました!
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北海道の左下、洞爺湖の北側にある留寿都村の廃校を使って行われたキャンプ。
冬にはスキー客が来るこの高原地帯は、一番暑くても30度を超えることはなく過ごしやすかった〜
空間がとっても広くて、気持ちの良いところでした!
 
 
このキャンプは、子供達とお母さん達が約1ヶ月の長期保養を行うというものです。
参加された親子には、福島県の方だけでなく、東京、千葉、栃木など広範囲から参加されていました。
 
 
このキャンプを主催されているのは、「NPO法人チェルノブイリへのかけはし」の皆さん。
チェルノブイリ原発事故後、1992年から東日本大震災が起こるまでの19年間、
保養を必要とするベラルーシに住む子供達と日本で受け入れる里親とをマッチングさせる
”保養里親運動”を長年されてきた団体です。
しかもその中心で、巨大なスポンサーがあるわけでもなく、バザーなどで資金を集めて、
この活動を発足し長年維持してきたのは、一般の主婦の方々!
本当にすごい!
 
 
そんな多くの「母たち」に囲まれて、
生まれたばかりの赤ちゃんから小学生までの子供たちが、
怒られたり、喧嘩したり、踊ったり、泥んこになりながら、
過ごす1ヶ月。
考えただけで、楽しそうじゃありませんか?
僕も、汗だくなりながら、足をかじられながら、水かけられながら、めちゃくちゃ楽しかった!
 
 
もちろん、ただ楽しいだけではありません。
子供達の尿検査やお母さん達の勉強会などもあったり、
食事も非常に化学物質や産地に配慮されたものをとるように徹底されています。
子供達を寝かしつけた後も、食堂にお母さん達が集まって、
夜中まで想いを共有したり、真剣に話し合っているのが印象的でした。
 
 
また、お母さんたちがそれぞれの土地に帰っても続けていけるような
マッサージやお菓子作りなどの勉強会があったりと、その場限りではない、
少しでも「体と心の回復」がされるようにと様々なプログラムが組まれているのです。
 
 
長年の保養受入の経験が随所に盛り込まれた、
今、本当に必要とされている子供達の長期保養プログラムだったのではないかと思います。
 
 
様々なことがあるけれど、
きっと、子供達は忘れられない思い出になるのじゃないかなぁ。
 
 
それでは、今日はこれにて失礼します!
 
ではまたの日に!
 
 
ミヤジマ(スタッフ)
追伸:子供達が地元の畑でとった、とうもろこし!この冷蔵庫ごと欲しい!
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