こんにちは!
急に寒くなってきましたが、皆さんお体の調子を崩されていませんか?
雨にも負けず、寒さにも負けずの監督とは違い、わたくしミヤジマは風邪に負けてしまいました。
撮影期間中に風邪でダウンという最悪の事態に・・・
まっ、それはいいんですが、
先日、相馬野馬追※でも有名な「相馬太田神社」に行って参りました!
ロケ直前に偶然にも、相馬を舞台にした松林要樹監督の新作「祭の馬」
を拝見させていただいたばかりだったので、
スクリーンの中で生命力を振り絞って生きていた馬たちはこの地を駆けていたのか、
と思うと不思議な気持ちになりました。
とても美しくも切ない映画です。
この映画、キャッチコピーがかなり気になります。
“ワケあって おちんちんが ハレちゃった 或る馬の、数奇な運命”
監督のコメントも「これは、他人ごとではない――」というもの。
是非皆さん、劇場に足を運んでご覧下さい!公開は12月から!
詳細はこちら
そして、その相馬太田神社を今回伺った際には、
フランス人画家マークエステル・スキャルシャフィキさんが
描かれた絵画を奉納するという式典が行われていました。
当日知ったのですが、マークエステルさんは、日本の神話にとても造詣が深い方で
これまでも伊勢神宮や多くの神社に絵画を奉納していらっしゃいます。
この絵も、古事記に出てくる神々と相馬の自然がモチーフになっています。
また、日本語もペラペラのマークさんは、中国語、ロシア語などたくさんの言語も堪能で、
古事記の翻訳も多数されているとのこと!多才な方ですよね〜
それにしても、この相馬太田神社、とにかく馬好きにはたまらない神社です。
境内のありとあらゆる場所にお馬さんがいます。
もちろんこの写真はごく一部です。
今でも「絵馬」として、神社とは関係が深い生き物ですが、
これだけ大事にされているのは、この土地ならではでしょう。
震災後も続く、1000有余年の相馬野馬追の歴史。
馬と人が長い年月をかけて築いてきた関係の重み、深さを感じさせる場所でした。
※相馬野馬追は東北六大祭りにも数えられる、全国でも希有な歴史を刻み続けているお祭りです。
約500騎にもおよぶ騎馬と侍が神事と祭りを行うというスケールの大きい、知れば知るほど面白いお祭りです。
(相馬野馬追:http://www6.ocn.ne.jp/~nomaoi/)
(スタッフ ミヤジマ)