2月22日の鎌仲ひとみ講演会+「カノンだより」上映会「原発の、その先」を生きている『私』たち は石川県野々市市の常讃寺、満員御礼でした。
主催は、ピースウォーク金沢2014実行委員会。
https://www.facebook.com/pwkkanazawa2014
ピースウォーク金沢は2001年から毎年継続して行われており、3月21日の本番を前に、今年のテーマ「歩きつづけよう 考えることをやめないで」を掲げ、鎌仲ひとみ監督講演会と「カノンだより」上映会を開催。
取り組みは早かったとは言い難く、カラーの本チラシができたのが開催2週間前。カフェなどにポスターとして貼っていただきました。FBやメールでのアナウンスのほか、憲法集会や自然食品の宅配、各種集会や会報などにチラシを入れ、開催二日前に地元の北陸中日新聞のイベント欄に掲載されたのと、地元石川テレビの情報番組で告知されたのが偶然同じ日となり、最後のひと押しになったようです。このように、あちこちから違った情報として目や耳に入ってくることを「シャワー効果」といい、行ってみようかな、行ったほうがいいかなー。という感じになってくださった方が多く、当日は朝から担当者の携帯電話が鳴りっぱなし、午前のうちに、FBやメールで、「満員御礼、札止め」のお知らせを流しました。
当日は上映一時間前から、お寺に所狭しと 地場のものやオーガニックな美味しいお店の軽食や飲み物の出店があり、 雑貨や鎌仲監督作品のDVDなどもたくさん並びました。
多くのお店が収益の一部を「小さく声のカノン」制作資金としてカンパしてくださいました!ありがとうございます!!
カマレポno.1,2,6の解説つき上映のあと、鎌仲監督講演会。
最後には地元石川で保養に取り組む団体からの発表や、保養の写真展などもありました。
震災後、関東から石川県に移り住まれたお母さんの感想をご紹介したいと思います。
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昨日は鎌仲ひとみ監督のおはなしに打ちのめされた。歯ぎしりした。悔しい。今、目を逸らしても逃げられない。歴史に学ばなければ繰り返す。保養にきてるこどもたちのひとりひとりの顔が浮かんだけど、福島だけじゃない、日本中のこどもたちのはなしだ。
家族で尿検査したら小学生の子だけセシウムが検出された家庭。給食による内部ひばく。
チェルノブイリのこどもたち、そのまたこどもたちの世代の健康被害。繰り返すけど、日本中のこどもたちのことが心配。
こどもたちにひばくを強要する日本は狂気のなかにいる。
正気を保つために集まる私たち。希望はある。地道に保養に取り組み続ける仲間がいる。避難者が地域とつながっていく。関心をもって足を運んでくれた100人のひと。支援してくださるあのひとこのひと。光は失われていない。
私にできること。
私たちにできること。
ひとつひとつ。
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それから、参加された方が書いてくださった感想も、ひとつご紹介。
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金沢に避難している方が、沢山いらっしゃる事を知りました。
石川県内で支援している方が、沢山いらっしゃる事も知りました。
小さな存在ですが、私にもできることがあるはず。
ありがとうございました。
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石川県のみなさん、どうもありがとうございました!!
staff コハラ