映画「インディペンデントリビング」無料上映会&トーク

上映作品
上映 自主上映
日時 6月20日(火)18:30-21:00
場所 映画「インディペンデントリビング」無料上映会&トーク
詳細

物語の舞台は、大阪にある自立生活センター。ここは障害当事者が運営し、日常的に手助けを必要とする人が、一人で暮らせるよう支援をしています。先天的なものだけではなく、病気や事故などによるものなど、さまざまな障害を抱えながらも、家族や施設のもとによらず、自立生活を希望する人たちです。
自由と引き換えに、リスクや責任を負うことになる自立生活は、彼らにとってまさに“命がけ”のチャレンジです。家族との衝突、介助者とのコミュニケーションなど課題も多く、時に失敗することもあります。しかし、自ら決断し、行動することで彼らはささやかに、確実に変化をしていきます。

上映後には、自身も介助者として働く田中悠輝監督と映画に登場する自立生活夢宙センターの平下耕三代表によるトークセッションを予定しています。また、JICAによる障害者の自立生活支援についてもお話しします。

自立生活センターとは…重度の障害があっても地域で自立して生活ができるように、必要なサービスを提供する事業体であり、同時に障害者の権利の獲得を求める運動体という形態をとっています。センターは、障害当事者により運営され、身体障害に限らず、知的、精神の障害者のサポートもしています。1972年、アメリカ・カリフォルニア州に世界初の自立生活センターが誕生。1986年には、日本で初めての自立生活センターが生まれました。2023年現在、全国に114の自立生活センターがあります。

登壇者:
平下 耕三 氏
JIL(全国自立生活センター協議会)代表、NPO法人自立生活夢宙センター代表。骨格形成不全症の障害当事者。障害の有無を問わず人望が厚く、大阪にとどまらず、日本全国、世界規模で交流を生み出す。

田中 悠輝 氏
映画「インディペンデントリビング」監督。ケア(ソーシャル)ワーカー。「未来バンク」(市民NPOバンク)理事。
大学卒業後より生活困窮者支援に関わり、2013年から福岡県北九州市の認定NPO法人抱樸(ほうぼく)にて、2017年からは認定 NPO法人自立生活サポートセンター・もやいに勤務。2016年から自立生活センターSTEPえどがわで介助者として働きながら、鎌仲ひとみ率いる「ぶんぶんフィルムズ」にて映画製作を開始(現在はフリーランス) 。

対象:ご興味のある方はどなたでも

会場:JICA市ヶ谷ビル2階 国際会議場

定員:100名(先着順)

参加費:無料

参加方法:下記Eメールまたはお申し込みボタンより[1.セミナー名 2.お名前(ふりがな) 3.電話番号 4.メールアドレス 5.ご所属]をご明記の上、お申し込みください。
参加に際して合理的配慮や情報保障が必要な場合には、Eメールまたはお申し込み画面の本文に具体的な内容をご明記いただき、可能な限り、5月31日までにご連絡ください。
※お申し込み確認メールが届きますので、受信設定をしている方は、迷惑フォルダに振り分けられないように設定をお願いします。 万が一、届かない場合は、下記電話番号までお問い合せください。

お問い合わせ:
JICA地球ひろば 地球案内デスク
電話番号:0120-767278
Eメール:chikyuhiroba@jica.go.jp

お申し込みはこちらからもできます。
https://www.jica.go.jp/hiroba/information/event/2023/230620_01.html