2014年/カラー/デジタル/本編70分
子どもたちを被ばくから守るために、今必要なことは?
チェルノブイリ原発事故後を生きる
ベラルーシ・ウクライナの人々の証言
2015年公開予定の新作『小さき声のカノン』製作現場からの
最新レポート 動画メルマガ「カマレポ」を収録
自主上映会も開けるDVDシリーズ第2弾!!
【監督メッセージ】
知ることで変えていこう
原発事故によって福島だけではなく北関東や首都圏全域に汚染が広がった事を 考えると非常に多くの子どもたちが放射性物質の影響を受けている可能性があります。
小児甲状腺ガンの発症も増え続けています。
事故との因果関係は否定されていますが、これまでにない数です。
年間20ミリシーベルトの被ばくでも影響がない、と国の方針が出てしまいました。
大人より放射線に弱い子どもたちには放射線防護の必要があります。
しかし、ベラルーシのように保養ができている子どもたちは数%にも満たないのが現状です。
一刻も早く、一人でも多くの子どもたちが保養や放射線防護の対策を受けられるようにその必要性を理解してもらわなければなりません。
そのためにこそ「小さき声のカノン」が役に立てるのではないかと思っています。
「原発は爆発したけれど汚染はたいしたことがない。心配ない」という声が根強く、本来とるべき対策がとられていないのではないでしょうか。
ベラルーシでの取り組みを映画を通して知っていただく事で変えていけるのではないかと思っています。
是非、皆さんで『カノンだより』を上映してください。
鎌仲ひとみ
製作・発売・配給:環境テレビトラスト