11/10(日)ぜひ苫米地ヤス子さんに出会って下さい!

2013.11.08

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11月10日に東京烏山で「六ヶ所村ラプソディー」の上映会があります。
今年の4月から3ヶ月「六ヶ所村ラプソディーagain」をやっていたのですが、
その時期にできなかった主催者さんが今回上映を企画してくださいました。
主催者の1人、石田さんはもう長く六ヶ所村に通って菊川さんのサポートをしてきた方です。
最近は「ふぇみん」でお仕事をしていらっしゃいます。
私が最初の作品「ヒバクシャ」を作って、あちこちで上映が始まった時、
首都圏の上映会にはかならず石田さんの姿があって、いつもチラシを撒いていました。
そして私があいさつをすると、「鎌仲さん、こんどはぜひ六ヶ所の映画を作ってくださいね〜〜」とかる〜く頼まれていました。
私は「ヒバクシャ」を完成させた直後からすでに六ヶ所村で次の映画を撮ろうと思っていましたが、
なにせ、借金から始まった映画制作なので、製作費を回収し ないと次にはいけません。
心の中で作らなくては、と思いつつ身体は「ヒバクシャ」の上映会にとられているという状態でした。
いつもコンビを組んでいる岩田カメラウーマンからも、早く、六ヶ所に行こう、
とせかされていたのですが、六ヶ所村に実際カメラを持っていくまで、2年かかりました。
核燃の大地
むつ小川原巨大開発
核の捨て場
などといろいろな歴史やイメージがかぶさっていた六ヶ所村を私はどうやって映画にしたらいいのか、
正直なところ、皆目、見当がつかなかった。
とにかく、人に会いたい。話しを聞こう、と2004年の時点で
六ヶ所村を映画にする意味を手探りしながら製作を開始しました。
もちろん菊川慶子さんとの出会いは決定的、でした。その菊川さんを
紹介してくれたのが石田貴美恵さんだったのです。
そして今回の上映会には映画に登場するもう1人のステキな女性、
苫米ヤス子さんがトークにいらっしゃいます。
この方の感性は素晴らしい。どこまでも無垢な子供のような方です。
まっすぐ、まっすぐでやさぐれない、ひねくれない、何かすっとした
強いものを持った女性です。
そして、素朴で美しい方です。
ぜひ、実際の苫米地さんに会っていただきたいとこの記事を書いています。
こよなく、お米づくりを愛し、苦労をいとわない生粋のお百姓さんである苫米地さんの生の声を
1人でも多くの方に聞いていただきたいです。
核燃再処理は未だに政府のエネルギー政策の根幹であり、福島原発事故後もゆらぐことなく、
税金や私達の電気代がどぶに捨てられるように
この無駄で破綻した計画に注ぎこまれています。
小泉元首相は最近、脱原発を言い出して、再処理も無駄だと
言っています。そして議員時代は知らなかった、と。
現役の議員さんも知らない人、多いでしょうねえ。
今、この映画を再び観る意味もまた大きいと思います。
上映情報はこちらです。
レストランらくだ 午後2時から 5時30分まで
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会場のらくだのご飯もとっても美味しいですよ!!
(監督 鎌仲ひとみ)