カノンだよりvol.1

2014.04.09
canondayori1

被ばくから「子どもたちを守りたい。」という想いが、
日本中の母たちを突き動かしている。
旅するカメラは、福島、チェルノブイリ、東京、京都と世界を駆け回る。

新作『小さき声のカノン』の2014年公開に向けて、いち早くお伝えし たいことを、動画と文章でお届けする動画メルマガ「カマレポ」が2013年7月よりスタートしました。
チェルノブイリ原発事故後のベラルーシ、ウクライナの人々。そして、今も収束しない福島第一原発事故と共に生きる日本の人々。交差する視点が、今の私たちを浮かび上がらせます。
今までメルマガでしかご覧頂けなかった動画メルマガのno.1~no.3より動画3編と特典を収録しました。


◆カマレポno.1
「26年後のベラルーシ」
昨年、1986年に起きたチェルノブイリ原発事故から26年を経たベラルーシ。事故後、医療支援に携わってきた医師へのインタビューや、ベラルーシに生きる女性たちを取材。州立診療所の医師が語る放射能による影響の衝撃的なデータとは!?
監督:鎌仲ひとみ


◆カマレポno.2
「100人の母たちから100万人の母たちへ」
東日本大震災以降、「被ばくから子どもたちを守りたい」という想いがたくさんの母たちを突き動かしている。その一人である写真家亀山ののこさんの活動にフォーカスしながら、立ち上がった母たちのムーブメントをレポート。
監督:鎌仲ひとみ


◆カマレポno.3
「チェルノブイリツアー 前編」
ウクライナのチェルノブイリ原発を巡るツアーに帯同し、26年後の4号機の状況、そして今も敷地内で働く技術者の証言から今の福島原発との差異が見えてくる。
監督:鎌仲ひとみ


「カノンだより」をお送りします。
3.11後、震災と原発事故によってもたらされた災禍が現在も続いています。特に原発事故によって放射能汚染が広範囲に広がり、その汚染は人体にも及び、放射線というものに最も弱い子どもたちをどう守るかはこの時代を生きる全ての大人たちの責任だと私は思っています。
ではどうすればいいのか?
答えはきっと多様にあり、どれも100%ではない、と思います。それでも、ありとあらゆる知恵をしぼり、実際に体を動かしてなんとかしなければなりません。
たとえ、様々な困難が立ちはだかっていても。
《鎌仲監督メッセージより抜粋》


監督 鎌仲ひとみ 
製作・配給:環境テレビトラスト