カノンだよりvol.4

2017.05.15

canondayori_vol4

“保養”が子ども達の命を守る!
~日本とベラルーシの現場から~

2015年公開作品『小さき声のカノン-選択する人々』制作現場からのレポート「カマレポ」を収録!
自主上映会も開けるDVDシリーズ第4弾!!
映画本編にはすべて未収録な貴重な映像
+「小さき声のカノン」予告編を収録!
映画の予習にも最適なこのDVDで是非お気軽に上映会を企画してみませんか?


◆カマレポno.12
「つながるチカラ ~関西ミーティング編」(11分半)
東京電力福島第一原発事故から、多くの母たち、女たちが「子供たちを放射能から守る」ため、保養・自主避難・支援を行ってきた。その活動を繋げる「子供たちを守る全国ネットワーク」の活動の関西ミーティングの模様をレポート。


◆カマレポno.13
「若い女性が発信する福島の今」 (9分)
”ふくしまの女子”が暮らしについて考え、さまざまな情報を発信する「女子の暮らしの研究所」。彼女たちが主催する福島を巡る“Re:tripツアー”。飯館村の大量に積まれた除染土。津波被害から復興しない町。ツアー参加者が目にする、福島の今とは。


◆カマレポno.14
「母であることーその思い」(14分半)
原発事故後、子供たちの体調の変化を感じ、新潟に母子避難した磯貝さん。国の指定区域以外から県外への避難者に対し、補償はほとんどない。その中で暮らす厳しさと憤りを抱えながら、子供を守りたいという思い。そして、母子とは離れて暮らす夫であり父の思い。


◆カマレポno.15
「それぞれの自主避難」(13分)
事故前から原発廃炉を訴える”ハイロアクション”に参加してきた宇野さん。京都へ母子で移住した。夫も、仕事場と京都を往復する2重生活を送っていた。新生活を送りながらも「避難者であり続ける」ことの意味とは。


◆カマレポno.16
「言葉ではなく生き方で ~荒木田さんの場合~」(12分半)
社会学者の荒木田岳さんをレポート。「美味しんぼ騒動」で渦中の人となった当時、何が起きていたのか。母子避難をする家族から離れ、福島で暮らしながら現状の異常な状態を訴え続けている。そして、荒木田さんが貫く生き方とは。


◆カマレポno.17
「peach heart:女子の気持ちを掬いとる」(12分)
故郷の福島で「本音で繋がる場作り」を目指して“peach heart”を立ち上げた、鎌田千瑛美さん。本音で語りづらい環境の中で、どうやったら繋がって行けるのかを模索し続けている。“女子会”で聞こえてきた、子供でも母親でもない若い福島の女の子達の本音は?


◆カマレポno.18
「市民科学者 ~ベルラド研究所の取り組み~」(12分)
チェルノブイリ原発事故以降、民間で放射能、被ばくの研究を重ねてきたベルラド研究所。親子2代に渡り所長をつとめてきたオシペンコさんのインタビュー。ベルラド研究所がサポートする保養前後に行う内部被ばく量の測定。そして、技師、保養担当者が語る真実。


特別収録:「小さき声のカノン」予告編(2分) (12分)
製作:ぶんぶんフィルムズ
発売・配給:環境テレビトラスト
2015年/カラー/デジタル/本編85分+予告編2分